TLマンガ

燕嵐閨中顧話・後伝5(コナ)

燕嵐閨中顧話・後伝5(コナ)ネタバレ・あらすじ・感想

物語はついに最終章へ――。これまで描かれてきた「燕嵐閨中顧話」と、その余韻を紡いだ後伝1~4を読んできた方なら、今作が持つ意味は特別なものだとすぐに感じられるはずです。大きな波乱や劇的な事件はありません。むしろ本作は、登場人物たちが歩んできた日々を静かに振り返り、互いの想いを確かめ合う時間に重きを置いています。過去の出来事を抱えつつも、彼らが選び取った未来の形を優しく提示する、まさに「締めくくり」の一冊。激しい感情のぶつかり合いや緊迫の展開ではなく、これまでの物語を愛してきた読者にだけ開かれる“安らぎの扉”がそこにはあります。長い旅路を共にしてきた登場人物たちの、最後の微笑みや語らいを見届けられる――その幸福感が、何よりの贈り物となるでしょう。
円満夫婦のひみつあそび~疑似NTR~(桑井とみ)

円満夫婦のひみつあそび~疑似NTR~(桑井とみ)ネタバレ・あらすじ・感想

夫が留守のある日、配達員に迫られてしまった穂花。年上の夫との穏やかで淡白な日々に、どこか満たされない想いを抱えていた彼女は、ほんの一瞬だけ心が揺らぐ。しかし、その様子を夫に見られ、「……ああいう男が好みなのか?」と冷たく告げられてしまう。後悔と罪悪感に苛まれながらも、夫以外の男性に奪われるような妄想が頭から離れない穂花。そんな夜、帰宅を待っていると玄関のチャイムが鳴る。扉を開けると、そこに立っていたのは――配達員の格好をした夫!?ぎこちない二人が、疑似的なNTRシチュエーションを通して距離を縮めていく、笑いと甘さがたっぷり詰まった夫婦再生ラブコメディ。
Gravity~僕はクズ教師~(浅川)

Gravity~僕はクズ教師~(浅川)ネタバレ・あらすじ・感想

逃げ出すことで気持ちを断ち切ったはずなのに――。教師と教え子、そして兄妹という越えられない関係。愛情に翻弄され、心のリズムを乱されながらも、一乗の胸の奥では、抑えきれない想いが静かに膨らみ続けていた。
めちゃモテ完璧彼氏のだらしない顔、私だけのもの(なれはて)

めちゃモテ完璧彼氏のだらしない顔、私だけのもの(なれはて)ネタバレ・あらすじ・感想

彼氏・慎太郎は、長身で学歴も優秀、将来性も抜群。周囲から熱い視線を浴びる完璧男子――。けれど、その隠された一面を知るのは、恋人である私だけ。普段は見せない、乳首を弄られ、爪で肌をなぞられながら快感に声を漏らす姿。その彼をじらしながら、ゆっくりと舌で味わう時間は、私が主導権を握る甘美なひととき。しかし、それも束の間。「だいぶ焦らすの上手くなったやん」「ほんまはドMやのに」そう笑った瞬間、彼のスイッチが入る。ここからは、立場が入れ替わるように互いを責め合う、刺激的でスリリングな“リバーシブル”な夜が始まる――。
甘々執心年下男子はもえこさんと×××したい(是まと)

甘々執心年下男子はもえこさんと×××したい(是まと)ネタバレ・あらすじ・感想

飲み会の席でも遠慮なく好意を示してくる、アルバイト先の年下の後輩。酔った彼を介抱して自宅へ連れて帰るのも、気づけば三度目になっていた。「どうしてまだ名前で呼んでくれないんですか?」「俺を恋人にしてくれる気はないんですか?」真剣な声音でそう告げながら、彼は優しく触れてくる。ただの関係のはずだったはずなのに、そのまっすぐな想いに心が揺らぎ始める。「俺は、本気です」迷いを溶かすような年下の瞳に、抗えなくなっていく――。
今宵~初めての同衾は、前世の記憶と共に~(リリー・ガル)

今宵~初めての同衾は、前世の記憶と共に~(リリー・ガル)ネタバレ・あらすじ・感想

社内で築かれてきた「上司と部下」という枠を越え、初めて結ばれた夜。肌が触れ合った瞬間、忘れ去られていたはずの記憶が鮮烈に甦る。かつて騎士として姫に仕え、互いを求め合った前世の情景。現実と記憶が重なり合い、深く絡み合う体温に抗えぬほどの熱情が芽吹いていく。ただの一夜では終わらない――。運命に導かれた二人は、今もなお続く宿命の物語へと足を踏み入れていくのだった。
身代わりになった祠おじさんが私を掴んで離さない(柚木マチ)

身代わりになった祠おじさんが私を掴んで離さない(柚木マチ)ネタバレ・あらすじ・感想

――あれは、10年前のことだった。山道の奥、誰にも気づかれずひっそりと佇む、風化しかけた古い祠。私は、偶然その前に立っていた。崩れかけた祠に手を触れた瞬間、小さなひびが広がるのが見えた。けれど、私は怖くて、どうすることもできなかった。ただただ、目の前の“壊れゆくもの”を見つめていた――そのとき。「壊したのは俺だ。彼女じゃない」そう言って、私の代わりに罪をかぶってくれた、あの人。あの瞬間の背中と、差し出された勇気を、私は今も、心の奥から消すことができないでいる――…。
世話焼き女は蛇憑き男の狂った愛憎に×される(うめこっぺ)

世話焼き女は蛇憑き男の狂った愛憎に×される(うめこっぺ)ネタバレ・あらすじ・感想

日課になった“恩返し”飲み会の席で危機から救ってくれた上級生に感謝し、主人公は毎日その世話を焼くようになる。彼は“蛇憑き”――蛇の血をひく特殊な存在だが、見た目も振る舞いも穏やかな人間そのもの。いつもさりげなく差し伸べられる優しさに、主人公の胸は静かにときめいていった。禁断の告白と仮面の崩落「先輩と一緒なら、幸せになれなくても構わない」覚悟を込めたその一言が、すべての引き金になる。途端に彼の瞳は冷たい光を帯び、長年かぶっていた“人間の顔”が砕け散る。蛇神の顕現 ――支配という名の愛――この瞬間のためだけに、生きてきた。蛇神へと姿を変えた彼は、猛毒を主人公の体に流し込み、逃げ場を封じる。肉体も心も容赦なく蹂躙し、前後不覚に陥る主人公を「壊れていく姿が愛らしい」と嘲笑う。執着の理由(わけ)かつて彼の人生を奪い、運命を狂わせた存在“七葉”。その復讐と渇望を重ね、主人公に向けた歪んだ愛憎は、共に地獄へ堕ちることを望む狂信へと育っていた。堕落の共犯者残酷な真実を知りながらも、主人公の心は完全には離れない。壊れた人形のように彼を呼び続けるその姿に、蛇神は満足げに微笑む。「惨めで…愛おしい。──さあ、一緒に奈落へ」
北海道の女、本場大阪の関西弁クソデカ感情セックスを知る(デリニャス)

北海道の女、本場大阪の関西弁クソデカ感情セックスを知る(デリニャス)ネタバレ・あらすじ・感想

北海道で育った私にとって、“関西弁”はあまりにも破壊力のある言語だった。そんな言葉を、ごく自然に使いこなすのが、関西の大学で出会った花田くん。人懐っこくて、よく話しかけてくる彼は、ある日ふいにこう言った。「伊藤さんのこと、ほんまに好きやねん」「なあ、今日ウチ来てくれへん?」――その響きだけで、胸の奥が何度も爆発する。慣れない言葉なのに、なんでこんなに刺さるんだろう。私には、ちょっと強すぎる…この“関西弁の恋”。
死にゲーに転生したマフィア嬢は偏愛スパイに手籠めにされる(うめこっぺ)

死にゲーに転生したマフィア嬢は偏愛スパイに手籠めにされる(うめこっぺ)ネタバレ・あらすじ・感想

“死”から始まる再スタート。目覚めた先は、クリア率わずか2%以下の地獄のようなゲーム世界だった。前世で痛みに満ちた最期を迎えた主人公が、新たに意識を取り戻したのは――凶悪犯罪組織を舞台とした、超高難易度の乙女ゲームの中。彼女が転生したのは、冷血非道と恐れられるマフィアのボスの一人娘。選択肢ひとつのミスが、即「拷問」か「バッドエンド=死亡」に直結する、まさに命がけのルート分岐を繰り返す世界。このゲームの中には、限られた“生き延びるルート”がわずかに存在する。その数、たったの二つ。命をつなぐため、あらゆる情報と記憶を武器に、慎重かつ必死にシナリオを選び進めていく彼女。しかしその中で最大の“脅威”となるのが――幼少期から共に過ごしてきた従者の男。表向きは忠実な護衛だが、彼こそがゲーム本編のほとんどの死亡イベントを引き起こす、裏切りのキーパーソンだという事実を、彼女だけが知っている。裏切らせないために、少しずつ心を開き、信頼関係を築こうと努力する彼女。順調に見えた日々。しかし、その静けさは嵐の前触れだった。ある夜、男は言う。「お前が逃げ込める場所なんて、もうこの世界に一つも残ってない」殺意のはずだった感情の奥に潜んでいたのは、常軌を逸した独占欲。彼の狂気と愛情が入り混じった執着に囚われた彼女は、痛みと快楽の境界で抗うことも忘れていく。「死にたいなら、お前をもう一度俺が殺してやる。その後で俺も逝く」「でも、生きたいんだったら……俺から逃げるなよ」生きることにすがっていた彼女は、やがて“生”すら手放せるほどに狂わされていく。それは、命を賭けたゲームではなく、彼と彼女の“終わらない執着”の物語へと変わっていく――。
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.