義姉ちゃん、オナホになってよ。前編(どじろー) 義姉ちゃん、オナホになってよ。前編(どじろー)ネタバレ・あらすじ・感想
「……代わりでいいなら、好きにして?」高校時代、本気で恋をした相手――あかり。告白もできないまま、彼女は俺の兄と結婚した。祝うしかなかったはずなのに、「浪人生活、大変でしょ?」と彼女の方から同居を提案され、その日から俺の生活は狂い始めた。家の中で無防備に過ごす“好きだった人”。勉強が手につくわけもなく、その姿を思い出しては自分を慰める日々。半年もしないうちに兄は音信不通になり、結婚したからといって浮気癖が治ると信じていたあかりもあかりで――結局、二人は夫婦として崩壊していった。そんなある晩。つい出来心で、風呂場のすりガラス越しに覗こうとした俺を、あかりは静かに呼び止めた。「ずっと気づいてたよ。……私を、そういう目で見てるんだって」無神経なその一言に頭が熱くなり、思わずきつい言葉をぶつけてしまった俺に、あかりはどこか諦めたように微笑んで言った。「ねぇ……私で、発散していいよ。どうせ誰も帰ってこない家だし」――俺の気持ちも知らないくせに。こうして、兄のいない家で。かつて憧れだった彼女と、歪んだ“関係”が静かに幕を開けた。