大きくて怖いけどこの身体で受け止めたい(桃原リョウ) 大きくて怖いけどこの身体で受け止めたい(桃原リョウ)ネタバレ・あらすじ・感想
粗暴な大男×あどけない風貌の青年──立場も見た目も正反対なふたりが織りなす、歪で甘い関係人に対して乱暴な態度を隠そうともしない、体格のいい男・八雲(やぐも)。裏社会に身を置く立場を笠に着て、周囲を威圧しながら好き放題に振る舞っていた彼だったが──ある日出会ったのは、まるで少年のような外見とピュアな心を持つ不思議な青年・イクト。その無垢さに、八雲の中で何かが変わり始める。感情を持て余した八雲は、イクトを自宅に閉じ込めるという突飛な行動に出てしまう。しかしその行為の裏にあったのは、ただの支配欲ではなく、抑えきれない恋情だった──。逃げ場のない状況に戸惑いながらも、イクトの心には少しずつ八雲への思いが芽生えていく。「こんな関係、間違ってる」と理性が囁く一方で、心は彼を求めてしまう自分に気づき始め……。互いに不器用な愛し方しかできないふたりが、少しずつ歩み寄っていく中で迎える、心の触れ合い。強引でいびつ、それでも確かに“愛”が芽吹いていく関係の行方とは──。