淫魔達の遊戯(星名めいと)

淫魔達の遊戯(星名めいと)

淫魔達の遊戯(星名めいと)ネタバレ・あらすじ・感想

昼は優等生、夜は欲を喰らう夢魔――少女・茉莉の試練が始まる。真面目で清楚、教師や生徒の信頼も厚い学園の模範生・茉莉。しかしその仮面の裏には、眠る者の夢に忍び込み、快楽で相手を翻弄する淫らな夢魔の顔があった。今宵も無防備な男の欲を吸い取っていた彼女の前に、突如として現れた一人の男。その男は“インキュバス”――男型の夢魔を名乗り、茉莉の支配する夢の領域へと土足で踏み込んでくる。軽口と挑発に乗せられ、力比べを挑んだ茉莉だったが、結果は完敗。夢の世界の主導権を奪われ、逆に“囚われる側”となってしまう。彼が突きつけた解放の条件は、悪意に満ちた一つのルール。「七日間、一度たりとも絶頂するな」目覚めている間も、眠っている間も、彼女の身体は夢の媒体として侵され続ける。肌に触れないはずの幻の手が、現実さえも穢していく。快楽の波に溺れそうになりながらも、彼女は牙を食いしばる。夢の中では、じわじわと性感を塗り替えられ――日常では、見えない快感に悶えながらも理性を保ち――自らも淫魔であることに誇りを持つ茉莉は、その誇りを守りきれるのか?絶頂を拒み通せば、夢の世界の主導権は再び彼女の手に。だが、ただ一度でも堕ちれば――彼女は完全に“彼のモノ”になる。肉体と精神のギリギリを突きつける、快楽耐久ファンタジー。すべては、七日間の我慢勝負。
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.