推し変しすぎた夢主はわからセッられる(さざなみ) 推し変しすぎた夢主はわからセッられる(さざなみ)ネタバレ・あらすじ・感想
「誰か一人なんて、選べない??でも、みんな“私の一番”なの!」アイドルや配信者、2.5次元俳優など…とにかく「好き」が多すぎる亜奈田優羽(あなた・ゆう)は、今日も“推し”たちに全力投資中。次々に「推し変」する様子に、友人からは「そのうち推しに刺されるよ?」なんて呆れられる始末。でも、本人はどこ吹く風。「ちゃんと全員愛してるから問題ないよ!」と、愛を分け与える日々を続けていた――。……しかし、いつまでも黙っていられないのは、愛されている“推し”たちの方だった。「僕だけを見ていてくれるって、信じてたのに」「なんで他の奴にも、あんな顔を見せるの?」嫉妬と独占欲に染まった視線が、ゆうに向けられはじめる。誰よりも優しく、誰よりも執着深い、“推し”たちの愛が暴走を始めるときその愛は、祝福か、それとも狂気か。「ねえ、僕たちの中で、誰が“いちばん”なの?」