生意気で無愛想な後輩・恩田が絶倫甘えん坊になりまして???(武器)

「失恋したあの後輩が、今夜だけは甘えてきた。」職場ではデキる男。でも正直、ちょっと癇に障る。そんな後輩・恩田が、恋に破れたらしい。ふだんはツンとすました彼が、今夜に限って酔っぱらって涙ぐみながら呟いた。「もう、いなくなりたい…」その姿に戸惑っていたら、「飲み直さない？」と自宅に誘われた。深夜のふたりきり。アルコールのせいか、妙に距離が近い。これはマズい……。帰るタイミングをうかがう私に、恩田がポツリ。「帰るの？」「もう、酔いは冷めた」「行かないで。……塚原さん」こんなの、ずるい。気づけば玄関のドアは閉まっていて──もう、どうなっても知らない。