好きな人と一緒(sk) 好きな人と一緒(sk)ネタバレ・あらすじ・感想
大学生の祥人と清花は、周囲も羨むほど仲睦まじい恋人同士。一緒にいるだけで笑顔になれる、まっすぐであたたかな関係を築いている。けれど祥人には、誰にも打ち明けられない葛藤があった。清花があまりにも愛おしくて、顔を見るたびに触れたくなり、抱きしめたくなり、つい気持ちが先走ってしまう。大切に想っているはずなのに、会うたびに求めてしまう自分に不安を覚えていた。このままでは「体目当て」だと思われてしまうのではないか??そんな恐れが胸をよぎる。“守りたい存在”であるはずの彼女を、ちゃんと想えているのか。自分の衝動は、愛情と呼べるのか。ある日も、抑えきれない想いのままに距離を縮めてしまう。しかしその最中、清花がふと痛みをにじませる表情を見せた瞬間、祥人は我に返る。すぐに手を止めるものの、胸に押し寄せるのは後悔と自己嫌悪。好きだからこそ触れたい。好きだからこそ傷つけたくない。愛情と欲望のはざまで揺れる青年の心情を丁寧に描きながら、“本当に大切にする”とはどういうことかを問いかける、等身大のラブストーリー。