らぶりあっ!～もしも君が僕らと感覚共有する人形を弄んだら～ (1)(りふる)

幼なじみ3人と、感覚をシェアする不思議な人形による予測不能な実験が始まる幼なじみであるリア、アグ、サキの3人は、最新テクノロジー企業「グルーミィ」が開発した画期的なデバイス??感覚をリンクさせる人形「ラブリアル」の実証テストに思いがけず関わることに。このラブリアルは、外見がアグとサキに酷似した特殊な人形で、触れられた刺激や愛情表現がそのまま本人たちの感覚としてリアルタイムにフィードバックされる仕組み。しかも、使用者であるリアはその効果を知らず、純粋な気持ちでラブリアルを溺愛してしまう。その結果、アグとサキは、まるで自分がリアから直接触れられているかのような錯覚に翻弄され、次第に感覚と感情の境界が曖昧になっていく。無邪気で遠慮のないリアのスキンシップが、思わぬ形で2人の心と身体に影響を与え、関係は次第に予測できない方向へ加速していく――。リアのまっすぐな愛情が引き起こす、少し不思議で、ちょっと背徳的な“共有体験”実験。3人の友情と距離感が揺らぎ始める中、感覚と感情の化学反応がもたらす結末とは？