成年マンガ

ボッキン!!(戌森四朗)

ボッキン!!(戌森四朗)ネタバレ・あらすじ・感想

幼い頃から切磋琢磨してきた二人――ミカとタケシ。迎えた柔道大会の決勝戦、タケシは試合前に「優勝したら大事な話がある」と告げる。その言葉に胸を打たれたミカは、観客席から全力で声援を送る。しかし思わぬハプニングが起こり、会場は一瞬騒然――その隙を突かれ、タケシはまさかの敗北を喫してしまう。さらに試合中のアクシデントで負傷し、しばらく競技から離れることになったタケシ。心身ともに落ち込む彼のもとを訪れたミカは、自分のせいで流れが変わってしまったのではないかと責任を感じる。勝負の重圧、すれ違う想い、そして幼馴染だからこその距離感。不器用な二人が向き合う「本当に伝えたかった気持ち」とは――。
セックスしないと出られない部屋(原崎/盈)

セックスしないと出られない部屋(原崎/盈)ネタバレ・あらすじ・感想

口の悪い不良少女・琉花と、気弱で人見知りな優等生・環。正反対の二人が目を覚ましたのは、出口のない謎の密室だった。状況が分からない苛立ちから衝突する二人。そんな彼女たちの前に現れたのは、自らを《絆を試す存在》と名乗る異形の存在。それは告げる。「対立する者同士が理解し合い、心を通わせる瞬間にこそ価値がある」と。脱出の条件は、互いに向き合い、心を開くこと。しかし反発し続ける琉花と、怯えながらも向き合おうとする環。極限状況の中で、二人の関係は変わるのか。それとも、すれ違いのまま終わるのか。閉ざされた空間で試される、少女たちの心の物語。
切腹配信(原崎/盈)

切腹配信(原崎/盈)ネタバレ・あらすじ・感想

再生数至上主義の配信世界で注目を集めようとする一人の配信者・虚路ミライ。話題作りの一環として彼女が選んだのは、“限界ギリギリ”のパフォーマンス配信だった。当初はあくまで演出として、視聴者の興味を引くための軽い企画のつもりだったミライ。しかし、コメント欄に集まる過激な反応や無責任な煽り、さらには詳しすぎる視聴者の言葉に影響され、次第に引き返せない方向へと追い込まれていく。配信という舞台、数字という評価、そして匿名の声――。それらが絡み合う中で、彼女の選択は徐々にエスカレートしていく。果たしてこれはただのパフォーマンスなのか、それとも――。視聴者と配信者の歪な関係が生み出す、緊張感あふれる問題作。
仮想現実リョナニー(原崎/盈)

仮想現実リョナニー(原崎/盈)ネタバレ・あらすじ・感想

最先端のVRがもたらす、現実と見紛うほどの没入体験。プレイヤーはついに最終局面へと到達し、長きにわたる戦いに終止符を打つ。しかし、勝利の先に待っていたのは、単なる達成感ではなかった。あまりにも“リアルすぎる存在”を前に、彼の中で何かが揺らぎ始める。これはゲームなのか、それとも――。境界が曖昧になる世界で、人はどこまで踏み込めるのか。極限のリアリティが問いかける、プレイヤー自身の本質。ただのゲームでは終わらない、深い没入と葛藤の物語。
愛のある切腹(原崎/盈)

愛のある切腹(原崎/盈)ネタバレ・あらすじ・感想

女子校に通うひなたと風花は、強い絆で結ばれた特別な関係。二人は極端な思想と好奇心に突き動かされ、ある“決断の日”を迎える。緊張と高揚が入り混じる中、互いを支え合いながら一線を越えようとする二人。しかしその選択は、想像以上に重く、過酷な現実を伴うものだった。限界に直面したとき、試されるのは互いへの想いと覚悟――危うさの中で浮き彫りになる、歪で純粋な関係性を描いた物語。
今ドキ!? 首狩族(原崎/盈)

今ドキ!? 首狩族(原崎/盈)ネタバレ・あらすじ・感想

人里離れた山奥に佇む「久比の滝」――そこは、古くから不穏な噂が絶えない禁忌の地だった。恋愛成就を願い、軽い気持ちで足を踏み入れた三人の少女。しかし、その場所には彼女たちの想像を超える“何か”が潜んでいた。仲間の一人・小夜が警告を発するも、すでに逃げ場は失われつつある。迫りくる気配に恐怖を覚え、必死に逃げる二人。だが、取り残された小夜の身に起きた出来事は、あまりにも残酷で、そして現実離れしたものだった――。やがて彼女たちは、この地に隠されたおぞましい真実と向き合うことになる。逃げ場のない恐怖、崩れゆく日常、そして極限状態の中で試される絆。これは、好奇心の代償として訪れる、静かで逃れられない恐怖の記録である。
雪あそび(あんのみけ/COMIC快艶編集部)

雪あそび(あんのみけ/COMIC快艶編集部)ネタバレ・あらすじ・感想

あの夏の日から、時間は静かに過ぎていった。けれど、胸の奥に残った熱だけは、消えることなく燻り続けている。季節は巡り、冬。親の代わりに姪の面談へと足を運んだ士郎は、思いがけない再会を果たす。そこにいたのは、かつて強く印象に残った少女・のどかだった。久しぶりの対面に、士郎はどこかぎこちなさを隠せない。しかし当ののどかは、まるで何事もなかったかのように自然体で接してくる。その軽やかな態度が、かえって士郎の胸をざわつかせる。言葉の端々や、ふとした仕草。何気ないやり取りの中で、二人の距離は近づいているのか、それとも試されているのか――。やがて抑えきれなくなった感情が、静かな空間へと二人を導く。冬の冷たい空気とは裏腹に、再び熱を帯びはじめる関係。過去と現在が交錯するなかで、二人が選ぶ答えとは――。
SMELL LIKE…(原崎/盈)

SMELL LIKE…(原崎/盈)ネタバレ・あらすじ・感想

正月、久しぶりに親戚が一堂に会するにぎやかな実家。しかしその裏で、長年引きこもり生活を続けている中年のたかしは、突然の来客に強い不満を募らせていた。自分の居場所が脅かされるような感覚に耐えきれず、母親に対して感情をぶつけてしまう。そんな中、無邪気さゆえに遠慮のない姪・るなは、たかしの生活習慣からくる身だしなみの乱れを指摘し、「みんなの迷惑になるから」と率直な言葉を投げかける。悪気のない一言だったが、それはたかしの心に深く突き刺さる。逃げ込むように自室へ戻ったたかしは、孤独と屈辱に押し潰されながら、自分を理解してもらえない現実に歪んだ思考を抱き始める。閉ざされた空間の中で膨らんでいく感情は、やがて周囲を巻き込む大きなトラブルへと発展していく。家族が集うはずの穏やかな時間の裏側で描かれるのは、すれ違いと孤立が生む危うい心理劇。日常の延長に潜む緊張感と、人間関係の難しさを鋭く描き出した物語。
それイケ!アンアンパンパンマンマン 前編(かなC/COMIC快艶編集部)

それイケ!アンアンパンパンマンマン 前編(かなC/COMIC快艶編集部)ネタバレ・あらすじ・感想

「ボクたちが生まれた理由、きっと知っているよね――」人々の“満たされない衝動”を受け止めるために設計された人工生命体――アンアンパンパンマンマン。彼女は、欲望を抱えきれない者たちのもとへ自ら赴き、その感情を引き受けることで社会の均衡を保つ存在として生み出された。創造主であるジェルおじさんの手によって丁寧に作られ、幾度も修復されながら活動を続けてきた彼女。しかしある日、その唯一無二の開発者がこの世を去ってしまう。それはすなわち、“壊れてももう直せない”という現実を意味していた。限られた時間。不可逆の身体。それでも彼女は立ち止まらない。自らの存在理由を問いながらも、今日もまたパトロールへ向かう。誰かの孤独を和らげるために。誰かの衝動を受け止めるために。彼女の選択は、使命か、それとも――。人工的に与えられた役割と、芽生え始める自我。「消耗するために生まれた存在」が、それでも前へ進む物語。儚さと背徳、そして切なさが交錯する、異色のダークヒロイン譚。
エクスタシー耐久レース(原崎/盈)

エクスタシー耐久レース(原崎/盈)ネタバレ・あらすじ・感想

身動きを封じられた三人の参加者。静まり返った空間の中で、彼女たちはただ“試練の開始”を待っていた。与えられるのは、一定の刺激とプレッシャー。それに耐えきれず限界を超えてしまえば、その瞬間に脱落が決まるというシンプルで残酷なルール。徐々に高まっていく負荷と、削られていく余裕。張り詰めた空気の中で、心と身体の均衡が少しずつ崩れていく――。逃げ場のない状況で試されるのは、忍耐か、それとも理性か。最後まで踏みとどまる者は、果たして現れるのか。
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