きみが僕を褒めるから 女装のめざめ(海野りょう)

きみが僕を褒めるから 女装のめざめ(海野りょう)

きみが僕を褒めるから 女装のめざめ(海野りょう)ネタバレ・あらすじ・感想

僕の名前は南條泉。アパレルメーカーでデザイナーとして働いている。昔から好むものや感性が女性寄りで、さらに肩まで伸ばした髪のせいで、上司からは事あるごとに「もっと男らしくしろ」と小言を食らう日々。そんな中、唯一否定せずに受け止めてくれたのが、同期の柳睦美さんだった。彼女が「その髪、似合ってるよ」と笑ってくれたからこそ、僕は切らずに伸ばし続けてきた。いつしか、彼女への感情は尊敬から恋へと変わっていた――。ただ、柳さんはとにかくモテる。そのせいで男性関係のトラブルに巻き込まれることも多く、僕は度々その愚痴を聞く役に回ってきた。そして今日、初めて彼女の方から「飲みに行こう」と誘われた。しかし店に着いてからの様子が、どうもおかしい。やけに近い距離感。会話のたびに胸元が触れる感触。無防備に組まれた脚から、視界に飛び込んでくる下着――。……これって、もしかしなくても、僕に対するサイン……だよな?

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