ただサウナに入っただけなのに。(碇夕) ただサウナに入っただけなのに。(碇夕)ネタバレ・あらすじ・感想
筋肉質な体を誇る、サウナ通いが日課の男。その日も汗を流すため、仕事帰りにいつもの銭湯へ足を運んだ。時間が遅かったこともあり、浴場には他の客の姿が見当たらない。静まり返った空間の中で、彼はいつものようにサウナへ向かう。すると、これまで気づかなかった「ミストサウナ」の扉が目に入った。興味を引かれた彼は、試しに中へ入ってみることにする。扉を開けると、室内は濃い蒸気に包まれていて視界がぼんやりとしている。どうやらすでに先客がいるらしい。しかしミストのせいで顔ははっきり見えない。ふと視線を落とした瞬間、彼は思わず目を疑った。その人物の下半身は明らかに異様な状態になっていたのだ。「なんだこいつは……」状況を理解したガチムチ男は、関わるべきではないと判断し、その場を離れようとする。だが次の瞬間、蒸気の向こうから思いがけない出来事が起こり、彼は思わず足を止めてしまう。静かな銭湯の奥、ミストに包まれた密室で始まる予想外の出来事。屈強な男が体験する、奇妙で刺激的なひとときが幕を開ける――。