ほろ宵いと夏のせい ~sunset~(雲呑めお)

ほろ宵いと夏のせい ~sunset~(雲呑めお)

ほろ宵いと夏のせい ~sunset~(雲呑めお)ネタバレ・あらすじ・感想

夏のあいだだけ働くため、南の島のリゾートバイトにやってきた光空(ひかり)。仕事先はナイトラウンジ――観光客でにぎわう夜の顔を持つ島で、彼女は新しい日々を迎えていた。ある夜、偶然出会ったのは島に生まれ育った青年・海斗(かいと)。夜の海辺でのちょっとしたハプニングから、ふたりの距離は一気に近づいていく。観光案内を口実に、海や森、灯台など島のあちこちをめぐるデート。最初は純粋な友達のようだった関係も、夕暮れの潮風に誘われるように、次第に熱を帯びていく――。やがてふたりは、星明かりの下で唇を重ね、夏の情熱に身を委ねてしまう。それからというもの、会うたびに惹かれ合い、島のあらゆる場所がふたりの秘密の思い出になっていった。けれど、光空がこの島にいられるのは夏の終わりまで。彼女には帰る場所がある。東京へ戻れば、もう会うことはできないかもしれない。海斗は彼女に想いを伝えられないまま、別れの時を迎える。――そして最終の夜。初めて出会ったあの海辺で、ふたりはもう一度だけ、静かに再会を果たすのだった。
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