オナトモ。 僕の部屋がクラスの女子のオナ部屋になった話。(ひやしまくら)

オナトモ。 僕の部屋がクラスの女子のオナ部屋になった話。(ひやしまくら)

オナトモ。 僕の部屋がクラスの女子のオナ部屋になった話。(ひやしまくら)ネタバレ・あらすじ・感想

秋、ふたりの距離は思わぬ形で近づいていく――季節は秋。学園の一大イベント、文化祭の準備が始まる頃。生徒たちは男女でペアを組んで各係を担当することになっており、僕は密かにドキドキしていた。僕の相手は、物静かでどこかミステリアスな雰囲気をまとう山田さん。恋が始まるかもしれない――そんなほのかな期待は、文化祭本番を迎える頃にはすっかり色あせていた。結局、丁寧な言葉遣いのまま、会話は最後までよそよそしいままだったのだ。しかし、全てが終わったと思った矢先、事件は起きた。文化祭後、最後の連絡事項を伝え合っていた電話の後。切れたはずの通話の向こうから、思わぬ音が漏れ聞こえてくる。くぐもった息遣い、艶を帯びた声――まさかと思った僕は、衝撃の事実に気づく。山田さんが、通話を切り忘れたままひとりで“している”のだ――。あわてて通話を切るも時すでに遅し。盗み聴きを問い詰められ、僕は誠心誠意の謝罪と説明を尽くす。そしてなぜか、そのまま“いっしょに”行為をする流れになってしまったのだった。それをきっかけに、山田さんは頻繁に僕の部屋を訪れるようになる。共有の“趣味”として始まった、ふたりだけの秘密の時間。お互いの存在をより深く知っていくうちに、彼女はその体全体で僕に応えてくれるようになった。甘く刺激的な日々――しかし、それは永遠には続かなかった。ある出来事が転機となり、ふたりの関係は揺れ始める。そして決定的なのは、クラスで人気の女子が、この隠された関係を知ってしまったこと。もう、以前のようには戻れない。けれど、ふたりはこの奇妙で親密な関係の中に、確かな絆を見つけようとしていた――。
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