一生かけて償って-裏切りの罪と淫蝕の檻-(しら洲)

一生かけて償って-裏切りの罪と淫蝕の檻-(しら洲)

一生かけて償って-裏切りの罪と淫蝕の檻-(しら洲)あらすじ・感想

人知を超えた能力――「異能」。その存在は一般社会に知られることなく、影で秩序を揺るがし続けていた。主人公は、異能者である恋人と静かに暮らしていた。しかし、弟の命を救うため、禁じられた取引に手を染めてしまう。それは、愛する人を裏切るという選択だった。罪悪感に苛まれながらも日々を過ごす主人公。しかし、ある日、恋人はその裏切りのすべてを知っていたことを明かす。けれども怒りをぶつけるのではなく、恋人はある「条件」を突きつけてくる。「お前が犯した罪を、その身で償え」――恋人が持つ異能は、「触手を自在に操る能力」。忌避され、嫌悪されるその力を使い、恋人は主人公に罰を与える。かつての優しさとは異なる――冷酷で倒錯した愛情のかたち。快楽と苦痛が交差する制裁の中で、二人の関係は静かに、そして深く狂っていく。異能が引き起こす心の傷、そして許されざる裏切りの果てにあるものとは。これは、壊れた愛と贖罪の果てに堕ちていく二人の物語――。
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.