元社畜おじさんと触手 2(Luc)

元社畜おじさんと触手 2(Luc)

元社畜おじさんと触手 2(Luc)ネタバレ・あらすじ・感想

日々の業務に追われ、心身ともにすり減っていた会社員・田丸理史。せめて自宅では穏やかな時間を過ごしたいと考え、彼は癒やしを求めて「宇宙植物」と呼ばれる不思議な植物を通販で購入する。地球の植物とはまったく異なる生態を持ち、眺めるだけでリラックスできる――そんな触れ込みの品だった。ところが、田丸のもとに届いたのは注文した植物とはまったく別の存在だった。誤配送によって送り付けられてきたのは、哺乳類に寄生する性質を持つ“有害種”と呼ばれる希少な生命体。通常は研究機関などで厳重に管理されるほど危険で、流通すること自体がほとんどない極めて珍しい個体だった。予想外のトラブルに巻き込まれた田丸だが、この希少生物には“特定の宿主と共生関係を築く”という特殊な性質があることが判明する。研究機関はその特性に目を付け、田丸にある提案を持ちかけた。彼がこの生命体の宿主――いわば“番(つがい)”として生活し、その生態調査に協力するなら、仕事から解放された新しい生活を保障するというものだった。こうして田丸は、ハニと名付けた有害種と共に奇妙な共同生活を始める。人間と未知の生命体が築く不思議な関係は、やがて研究者たちの想像を超える可能性を秘めていく。しかし、その希少価値の高さは別の危険も引き寄せていた。研究対象としての価値を狙う者たちが動き出し、田丸とハニは突如として何者かに連れ去られてしまう。平凡な会社員だった男と、謎多き寄生生命体。思いがけない出会いから始まった共生の物語は、やがて二人の運命を大きく揺るがしていく――。
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