BLマンガ

いるじゃんふたなり! ~変態同人作家の盛大なる勘違い~(魔珍ワタル)

いるじゃんふたなり! ~変態同人作家の盛大なる勘違い~(魔珍ワタル)ネタバレ・あらすじ・感想

ふたなりジャンルをこよなく愛する同人作家・双葉。「ふたなりは、一度で二つの魅力を味わえる究極の存在」と語るほど、その世界に心酔していた。ある日、イベント後の打ち上げで飲みすぎてしまった双葉は、後輩の成安に介抱されることに。意識が朦朧とするなかで彼女の目に映ったのは、自分が長年理想として描き続けてきた“ふたなり”の姿そのものだった。創作の対象として憧れ続けてきた存在が、目の前に現れたら――。想像と現実の境界が揺らぐなか、双葉の抑えきれない情熱がついに暴走してしまう。ふたなりを愛しすぎた同人作家と、思わぬ形で巻き込まれる後輩。理想と欲望が交錯する、ちょっと危うくてコミカルな一夜の出来事を描いたストーリー。
乳牛男子の乳しぼり(MIZUKI)

乳牛男子の乳しぼり(MIZUKI)ネタバレ・あらすじ・感想

乳牛として働くエザキは、搾りたてのミルクをその場で提供する店「ミルクバー」で真面目に仕事に打ち込んでいた。毎日訪れる客に新鮮な乳を届けるため、健気に働く日々を送っていたのだ。ところがある日、店にやって来たサラリーマンの清水という男との出会いが、エザキの運命を大きく変える。常識外れの振る舞いを見せる清水に翻弄され、思いがけない形で関係が始まってしまうのだった。紆余曲折の末、エザキは清水に引き取られ、彼のアパートで共同生活を送ることになる。最初は戸惑いながらも、日々の暮らしの中で二人の距離は少しずつ近づいていく。清水はエザキの体調や状態を気にかけて細かくチェックし、ミルクを味わったり、可愛らしい下着を贈ったり、さまざまな遊びを教えたりと、甘やかしながら大切に接していく。そうした時間を重ねるうちに、エザキもまた次第に心を開いていく。奇妙な出会いから始まった同居生活は、やがて互いを思いやる関係へと変化していくのだった。一風変わった設定の中で描かれるのは、乳牛エザキと会社員・清水の不思議でどこか温かな同棲ストーリー。戸惑いと甘やかしが入り混じる日常の中で、二人の距離がゆっくりと縮まっていく過程を楽しめる作品となっている。
感覚共有プログラム(苦し紛れ)

感覚共有プログラム(苦し紛れ)ネタバレ・あらすじ・感想

近未来の感覚共有システム「リンクフィール」。これは、ペアリングした二人の知覚を一時的に接続し、互いの五感や身体感覚をリアルタイムで共有できるという革新的な技術だ。実用化に向けた検証段階にあり、学生を対象とした実験も行われている。そのテストに選ばれたのが、同じクラスに通う高久と山下。決められた時間だけ互いの感覚を同期させるという生活を送りながら、二人は“自分ではない誰かの感覚”を体験するという不思議な日常に慣れていく。ところがある日、予期せぬシステムエラーが発生。本来なら時間制限で解除されるはずのリンクが切れなくなり、二人は感覚を共有したまま過ごさざるを得ない状況に陥ってしまう。そんなある夜。山下がひとりで性的な行為を始めたことで、共有状態の高久にもその感覚が伝わってしまう。思いがけず互いの身体反応をリアルタイムで感じ取る状況に戸惑いながらも、二人は好奇心に突き動かされる。「だったら、同時にやってみるか」こうして始まったのは、感覚を完全に共有したまま行う前代未聞の体験。自分の感覚と相手の感覚が重なり合う中で、境界が曖昧になっていく身体と意識。予測不能なリンク状態の中、二人はこれまで知らなかった感覚の世界へと足を踏み入れていく――。
薫と芳樹(廃棄物処理場)

薫と芳樹(廃棄物処理場)ネタバレ・あらすじ・感想

成人式を終えた夜、久しぶりに開かれた同窓会。その場で芳樹は、長いあいだ距離ができてしまっていた同級生・薫と再び顔を合わせることになる。薫は昔から嗅覚が鋭く、わずかな匂いの違いにもすぐ気づいてしまう体質。学生時代も、芳樹の汗の匂いや、思春期特有の気まずい気配まで平然と指摘してからかってくるような存在だった。久々の再会でも、その遠慮のない態度はまったく変わっていない。しかし二人の関係は、単なる旧友というだけではない。高校2年の夏、ある出来事をきっかけにして、それまで近かった距離は急にぎこちないものになってしまった。互いに言葉にできないまま時間だけが過ぎ、気づけば卒業後は自然と疎遠になっていたのだ。数年ぶりに同じ空間で向き合うことになった芳樹と薫。軽口を叩き合いながらも、胸の奥にはあの夏の記憶が静かに残り続けている。再会によって、止まっていた二人の時間が再び動き出そうとしていた。
大きくて怖いけどこの身体で受け止めたい3(桃原リョウ)

大きくて怖いけどこの身体で受け止めたい3(桃原リョウ)ネタバレ・あらすじ・感想

八雲によって閉ざされた空間に囚われ、逃げ場のない日々を送るイクト。自由を奪われ、時に強引な扱いを受けながらも、彼の心には説明のつかない感情が芽生え始めていた。本来なら拒むべきはずの相手なのに、なぜか視線を向けてしまう。距離を置こうとすればするほど、心は逆に引き寄せられていく――。しかし、その想いが深まるほど、イクトの胸には強い焦りが積もっていく。この関係は決して健全ではない。それでも抗えない感情が、彼を揺さぶり続ける。閉ざされた関係の中で揺れる心。支配と執着、そして抗えない引力の先に待つものとは何なのか。絡み合う感情の行き着く先で、二人が選ぶ未来とは――。
学校の怪談(星名あんじ)

学校の怪談(星名あんじ)ネタバレ・あらすじ・感想

ある高校で、生徒たちの間に密かに語り継がれている奇妙な噂があった。それは「うぎさん」と呼ばれる、正体不明の怪異が校内に現れるという学校の怪談である。最初はただの作り話のように思われていたその噂。しかし、ある出来事をきっかけに、状況は現実味を帯びていく。学校の中庭には、ひっそりと建てられた小さな社があり、そこには長年貼られたままの御札があった。何気ない偶然から、その御札が剥がされてしまった瞬間、封じられていた“何か”が動き出す。その異変に巻き込まれるのは、生徒からの信頼も厚く人気の高い教師・サイトウ。平穏だったはずの夜は一変し、説明のつかない出来事が次々と彼の身に降りかかっていく。学校という身近な場所で起こる不可解な現象、そして噂の怪異「うぎさん」の存在。果たしてその正体は何なのか。封印が解かれたことで始まる恐怖の一夜が、静かな校舎を舞台に幕を開ける。
あまあま隣人の秘密(餅原そぼろ丼)

あまあま隣人の秘密(餅原そぼろ丼)ネタバレ・あらすじ・感想

日常の中にある、ささやかな隣人関係。大和にとって颯は、気さくで面倒見がよく、いつも穏やかに接してくれる“優しい隣人”という存在だった。しかし、ある出来事をきっかけに大和は、颯が誰にも打ち明けていない秘密を知ることになる。それは――彼が「カントボーイ」であるという事実。普通なら驚きや戸惑いがあってもおかしくない秘密。けれど大和は、颯を見る目を変えることはなかった。これまで通りの距離感で接し、隣人としての関係は変わらないまま続いていく。ところが、ある夜。穏やかだった空気は、思いがけない形で揺らぎ始める。颯が見せたのは、これまでの優しい隣人とは少し違う一面。冗談めいた仕草と、どこか挑発的な視線。軽いからかいのように見えたその行動は、次第に甘く危うい空気へと変わっていく。戸惑いながらも、大和の中に眠っていた感情が静かに揺れ動く。そして互いの距離は、気づけば引き返せないほど近づいていた。隣人としての穏やかな関係から、抑えきれない欲望へ。秘密を知ったことから始まる二人の関係は、予想もしなかった方向へと進んでいく――。優しさと背徳が交差する、密やかな夜の物語。静かな日常の裏側で芽生える感情と、本能に導かれていく二人の行方を描いた作品です。
元社畜おじさんと触手 2(Luc)

元社畜おじさんと触手 2(Luc)ネタバレ・あらすじ・感想

日々の業務に追われ、心身ともにすり減っていた会社員・田丸理史。せめて自宅では穏やかな時間を過ごしたいと考え、彼は癒やしを求めて「宇宙植物」と呼ばれる不思議な植物を通販で購入する。地球の植物とはまったく異なる生態を持ち、眺めるだけでリラックスできる――そんな触れ込みの品だった。ところが、田丸のもとに届いたのは注文した植物とはまったく別の存在だった。誤配送によって送り付けられてきたのは、哺乳類に寄生する性質を持つ“有害種”と呼ばれる希少な生命体。通常は研究機関などで厳重に管理されるほど危険で、流通すること自体がほとんどない極めて珍しい個体だった。予想外のトラブルに巻き込まれた田丸だが、この希少生物には“特定の宿主と共生関係を築く”という特殊な性質があることが判明する。研究機関はその特性に目を付け、田丸にある提案を持ちかけた。彼がこの生命体の宿主――いわば“番(つがい)”として生活し、その生態調査に協力するなら、仕事から解放された新しい生活を保障するというものだった。こうして田丸は、ハニと名付けた有害種と共に奇妙な共同生活を始める。人間と未知の生命体が築く不思議な関係は、やがて研究者たちの想像を超える可能性を秘めていく。しかし、その希少価値の高さは別の危険も引き寄せていた。研究対象としての価値を狙う者たちが動き出し、田丸とハニは突如として何者かに連れ去られてしまう。平凡な会社員だった男と、謎多き寄生生命体。思いがけない出会いから始まった共生の物語は、やがて二人の運命を大きく揺るがしていく――。
ただサウナに入っただけなのに。(碇夕)

ただサウナに入っただけなのに。(碇夕)ネタバレ・あらすじ・感想

筋肉質な体を誇る、サウナ通いが日課の男。その日も汗を流すため、仕事帰りにいつもの銭湯へ足を運んだ。時間が遅かったこともあり、浴場には他の客の姿が見当たらない。静まり返った空間の中で、彼はいつものようにサウナへ向かう。すると、これまで気づかなかった「ミストサウナ」の扉が目に入った。興味を引かれた彼は、試しに中へ入ってみることにする。扉を開けると、室内は濃い蒸気に包まれていて視界がぼんやりとしている。どうやらすでに先客がいるらしい。しかしミストのせいで顔ははっきり見えない。ふと視線を落とした瞬間、彼は思わず目を疑った。その人物の下半身は明らかに異様な状態になっていたのだ。「なんだこいつは……」状況を理解したガチムチ男は、関わるべきではないと判断し、その場を離れようとする。だが次の瞬間、蒸気の向こうから思いがけない出来事が起こり、彼は思わず足を止めてしまう。静かな銭湯の奥、ミストに包まれた密室で始まる予想外の出来事。屈強な男が体験する、奇妙で刺激的なひとときが幕を開ける――。
カントボーイ神父は悪魔に堕とされる(御喘木あん)

カントボーイ神父は悪魔に堕とされる(御喘木あん)ネタバレ・あらすじ・感想

信仰に厚く、村人たちからも深い敬意を寄せられている神父・グラベル。穏やかな人柄と誠実な祈りによって、彼は人々の悩みに寄り添い、導き手として静かに慕われていた。しかし、そんな彼には誰にも打ち明けられない秘密がある。それは――男性として生きながら、女性の身体的特徴をあわせ持つ特異な存在であること。日々を慎ましく過ごす彼だが、夜の静寂に包まれる頃、胸の奥から湧き上がる衝動に悩まされていた。信仰に身を捧げる聖職者であるがゆえに、その欲望は常に葛藤の種となる。神に赦しを求めながら、自らの熱を必死に鎮めようとするグラベル。理性と欲望の狭間で揺れ動きながら、禁じられた快楽へと心が傾きそうになるたび、信仰によって己を戒め続けていた。ところがある夜――いつものように孤独な祈りと葛藤の時間を過ごしていた彼の前に、突如として不穏な存在が姿を現す。そこに立っていたのは、妖しく笑みを浮かべる一体の悪魔。人の心の弱さを見透かしたかのようなその視線。信仰と欲望の間で揺れる神父の秘密を知るかのように、悪魔はゆっくりと彼へ近づいていく――。敬虔な聖職者が抱える禁断の秘密。そして、その弱さを嗅ぎつけた悪魔との出会い。信仰、欲望、そして誘惑が交錯する夜の物語が、いま静かに幕を開ける。
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