BLマンガ

ゆく春の影(まかない定食)

ゆく春の影(まかない定食)ネタバレ・あらすじ・感想

再会は、希望のはずだった――。二歳年上の幼なじみ・和樹と同じ高校へ進学した洋平。中学時代から胸の奥で育ててきた想いを抱え、ようやく同じ場所で過ごせる日々に胸を弾ませていた。互いに惹かれ合っていることをどこかで感じながら、ふたりは再び距離を縮めていく。しかし、その穏やかな時間は唐突に断ち切られる。ある日を境に、和樹は理由も告げず姿を消し、連絡も一切途絶えてしまうのだ。不安と焦燥に駆られた洋平は、手がかりを求めて校内を奔走する。その過程で次第に浮かび上がるのは、外からは見えない“ある異質な校則”の存在。やがて彼が辿り着くのは、学園の秩序の裏に巧妙に隠された歪んだ仕組みと、決して知られてはならない秘密だった――。再会から始まるはずだった青春は、いつしか真実を暴くための追走劇へと変わっていく。
家庭教師なんていらない(屋号)

家庭教師なんていらない(屋号)ネタバレ・あらすじ・感想

順風満帆な日々を過ごしていた葵。優しくて愛らしい恋人に囲まれ、何ひとつ不自由のない“幸せのピーク”にいたはずだった。そんな彼の前に現れたのは、新たに雇われた家庭教師・隼人。学業にまったく興味を持てない葵にとって、勉強を強要してくる存在でしかない隼人は、当然ながら気に入るはずもなく、反発心むき出しの態度を取り続ける。一方の隼人もまた、素直にならない葵に頭を悩ませながらも、どこか冷静に距離を測っていた。しかしその内面には、決して表に出すことのない、歪んだ嗜好が潜んでいる。他人の関係に介入し、静かに崩していく――そんな危うい欲望を抱えた隼人と、無防備なまま幸せに浸る葵。交わるはずのなかった二人の関係は、やがて少しずつ形を変え、穏やかな日常に見えない亀裂を生み出していく。
十年ぶりに再会した幼馴染がエロくなってた件(魔物討伐所)

十年ぶりに再会した幼馴染がエロくなってた件(魔物討伐所)ネタバレ・あらすじ・感想

十年の時を経て開かれた同窓会。そこで再び顔を合わせた幼馴染・春海は、かつての面影を残しながらも、思わず目を奪われるほど洗練された大人の男へと変わっていた。整った容姿に加え、ふとした仕草や距離感に漂う艶やかな空気――その変化に、秋信の心は静かにかき乱されていく。本来は異性を好きになるはずの春海。しかし、どこか曖昧で意味深な接し方に、秋信は戸惑いを隠せない。何気ない再会のはずが、銭湯での出来事をきっかけに、二人の関係は微妙に揺れ動き始める。これは好意なのか、それとも思い過ごしなのか。確信を持てないまま距離だけが近づいていく――。再会から始まる、翻弄と戸惑いが交錯する幼馴染BL。変わってしまった相手と、変わらない想いの狭間で揺れる心情を丁寧に描いた一作です。
互いをイかせないと死ぬ部屋(ちゃんこ)

互いをイかせないと死ぬ部屋(ちゃんこ)ネタバレ・あらすじ・感想

興味本位で、とある“噂の都市伝説サイト”にアクセスしてしまった高校生の大和と夏芽。次の瞬間、二人は見知らぬ密室へと転移してしまう。そこは、どこかで聞いたことのある“都合のいい部屋”のようでいて――まったく別物だった。突如流れ出す無機質なアナウンス。「制限時間は60分。指定されたタスクを達成してください。未達成の場合、対象者は排除されます。」課せられた条件は、互いに強い快感を与え合うこと。しかしそれは単なる試練ではなく、“失敗すれば命を落とす”という残酷なルール付きだった。逃げ場のない空間、刻一刻と迫るタイムリミット。極限状態の中で試されるのは、理性か、本能か――。背徳感と緊張感が交錯するデスゲームの中で、二人は無事に生き延びることができるのか。
痛客騎士団長は推し注入で今日も無敵(ふはい鍋/宮浜りょう)

痛客騎士団長は推し注入で今日も無敵(ふはい鍋/宮浜りょう)ネタバレ・あらすじ・感想

魔性の気配が王都に広がり、人々の理性すら蝕もうとする異変の中――その混乱を食い止める存在がいる。“神に選ばれし剣”と称えられる、聖騎士団長ディアス。冷静沈着で揺るぎない信念を持ち、誰よりも高潔。部下からの信頼も厚く、まさに理想の指揮官として君臨する彼だが、その圧倒的な力の裏側には、決して公にはできない秘密が隠されている。それは、半魔の調律医ラウロによる特異な施術。常識では語れない方法で心身の均衡を整えられたディアスの肉体は、戦いのたびに研ぎ澄まされ、同時に抗いがたい感覚に支配されていく。理性と本能、聖と魔――相反するものを内に抱えながら、それでも剣を振るい続ける男。そして今夜もまた、その均衡を保つために、彼は“必要不可欠な存在”のもとへと足を運ぶ――。
穴付個室 元ヤンカントボーイ ビデオ試射室へ(天仁屋よしわき)

穴付個室 元ヤンカントボーイ ビデオ試射室へ(天仁屋よしわき)ネタバレ・あらすじ・感想

妹の治療費を支えるため、東京で懸命に働く男――平野修(26)。かつては荒れていた過去を持ちながら、今では周囲から“頼れる兄貴”として信頼される存在となっている。だがそんな彼には、誰にも打ち明けられないもう一つの顔があった。週末になると、ひとりきりになれる空間でだけ、自分でも抑えきれない本音や欲望を解放しているのだ。ある夜。いつものように静かな時間を過ごしていた修の前に、思いもよらぬ出来事が訪れる。隔てられた向こう側から、見知らぬ気配が忍び寄り、これまで経験したことのない刺激が彼を揺さぶっていく。匿名性に守られた状況の中で、修の理性は少しずつほどけていく。これまで押し殺してきた感情と衝動が交錯し、戸惑いと興奮の狭間で、彼の内面は大きく変わり始める。やがて“真面目な兄貴”という仮面が揺らぎ、かつての荒々しい本能が顔を覗かせたとき――それでも彼は、壁の向こうにいる存在の正体を知ることはない。繰り返される極限の体験の中で、修は次第に自分自身の深層へと引き込まれていく。理性と本能、その境界が曖昧になっていく先に待つものとは――。
メス堕ち処精術(妖女)

メス堕ち処精術(妖女)ネタバレ・あらすじ・感想

仕事終わりの飲み会の帰り道――気が緩んだその瞬間、思いもよらぬ出来事が起こる。目を覚ました場所は見知らぬ密室。逃げ場のない空間で、複数の男たちに囲まれていた。彼らの目的は何なのか。「依頼された」と語る言葉の裏にある真意とは――。極限状態の中で揺らぐ意識と判断力。追い詰められるほどに、自分でも理解できない変化が生まれていく。そして浮かび上がる、すべての黒幕。自分をこの状況に陥れた“依頼主”の正体とは一体――。
アルファの君には敵わない~君に噛まれたい~(中条亮)

アルファの君には敵わない~君に噛まれたい~(中条亮)ネタバレ・あらすじ・感想

本能と理性のあいだで揺れ動く、切なくも濃密なラブストーリー。強い発情期に長く苦しめられてきたオメガのミツバ。心の支えになっていたのは、穏やかで優しいベータの篠森先輩への秘めた想いだった。しかし、その日常は思いがけない形で揺らぎはじめる。先輩の弟・ルイ――圧倒的な存在感を放つアルファの彼に強く求められ、戸惑いながらも距離を縮めていくことになるのだ。抗えない本能、触れるたびに深まる関係。最初は流されるように始まったはずの繋がりは、やがてミツバの心に新たな感情を芽生えさせる。優しさに惹かれていたはずの恋と、身体の奥から引き寄せられるような衝動。その狭間で揺れながら、ミツバは自分の本当の気持ちに気づいていく。選ぶのは、憧れか。それとも運命か。抑えきれない想いを胸に、ミツバはついにルイのもとへ――。“運命の番”かもしれない二人が辿り着く答えとは。本能に翻弄されながらも、自らの意志で愛を選び取ろうとする姿を描いた、ドラマティックなオメガバースロマンス。
カントボーイ神父は悪魔と契約する(御喘木あん)

カントボーイ神父は悪魔と契約する(御喘木あん)ネタバレ・あらすじ・感想

聖職者として神に仕える神父・グラベル。敬虔であり続けようとする彼の前に、ある夜、ひとりの悪魔が姿を現す。悪魔は暴力ではなく、優しい声と甘美な囁きで心の隙間に入り込む。信仰、孤独、抑圧された欲望??自らの内面と向き合う中で、グラベルの均衡は少しずつ崩れていく。与えられるのは単なる快楽ではない。それは救済にも似た熱。そして、信仰心を揺るがすほどの強烈な魅力。聖と魔。救いと堕落。正義と欲望。相反する価値観の間で揺れ動く主人公の心理を、濃密に描き出す背徳譚。果たして彼が辿り着くのは赦しなのか、それとも完全なる転落か。信仰を試す悪魔の誘惑と、抗いきれない人間の弱さ。心の奥底を覗き込むようなダークストーリーが、ここに幕を開ける。
パワハライキり上司が代行どすけべ身体検査でセクハラ復讐される話(スパイシー岡田)

パワハライキり上司が代行どすけべ身体検査でセクハラ復讐される話(スパイシー岡田)ネタバレ・あらすじ・感想

理不尽な言動で周囲を振り回す、横暴な上司・菊池。誰もが逆らえずにいる中、目立たず冴えない平社員・佐藤だけは、密かにある“計画”を進めていた――。気弱で頼りなさそうに見える彼が仕掛けるのは、予想外の反撃。立場も性格も正反対の二人が繰り広げるのは、シリアスになりきらない痛快な逆転劇。緊張感とユーモアが絶妙に絡み合い、優位に立っていたはずの菊池が少しずつ追い詰められていく展開は必見。笑いとスリルを同時に味わえる、クセになる一作です。
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