サキュバスの誘惑(火鳥) サキュバスの誘惑(火鳥)ネタバレ・あらすじ・感想
ダンジョンの奥深く、数々の試練をくぐり抜けてきた冒険者コンビが遭遇したのは――筋骨隆々でもなく、恐ろしくもない、見るからに冴えない中年男。しかしその“オークもどき”から発せられたのは、強烈な《魅了(チャーム)》の波動だった。理性をかき乱される2人は、男を淫魔の一種――インキュバスと断定する。だが、当の本人は涼しい顔でこう言い放つ。「違うわよ。私は“サキュバス”なの」性別不明の怪物と、翻弄される冒険者たち。笑いと困惑、そして少しの感動が入り混じる――異世界エロス×不条理コメディ×人情ファンタジーが今、幕を開ける!