りほさんNTR~夫の命令で私、後輩君に抱かれます。~(山本ともみつ) りほさんNTR~夫の命令で私、後輩君に抱かれます。~(山本ともみつ)ネタバレ・あらすじ・感想
「新くん……私が触れると、ちゃんと嬉しいって思ってくれてる?」幼い頃からずっと隣にいたふたり――ハルキとりほ。やがて恋人となり、結婚し、夫婦になった。誰よりも近い存在だったはずのふたり。しかし月日が流れるにつれ、その距離は少しずつ静かに変わっていく。結婚して数年。キスも、抱擁も、肌を重ねる時間さえも、気づけばほとんどなくなっていた。その一方で、ハルキは外で別の女性と関係を持ち続けている。「お前、俺といるとき全然楽しそうじゃないだろ」そう言われたりほは、自分の胸の奥を否定できなかった。もともと人より欲求が強い自覚がある。けれど、ハルキとの時間で心から満たされたことがなかったのも事実だった。その“満たせなさ”が、彼にとっては重荷になっていたという。悪びれる様子もなく、どこか甘え上手で憎めない夫。責めきれない優しさと、見捨てられない情。りほは何度裏切られても、「仕方ない」と自分に言い聞かせてきた。けれど本当に足りなかったのは、刺激ではなく、比べ合うことでもなく、ただ“触れたときに確かめられる想い”だったのではないか――。すれ違いと依存、欲望と愛情が交錯する夫婦の物語。近すぎた関係だからこそ壊れてしまった距離を、もう一度取り戻せるのか。幼なじみから始まったふたりの絆が、いま改めて試される。